社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

【2月10日】今後の方向性の確認

 7日のテレビ会議の内容がもりだくさんであったため、一度整理することとした。2つの要素(①IN KANAZAWA HOUSEにて学習の成果報告会を行うこと、②専門家の方と一緒にクラウドファンディングに挑戦すること)についてそれぞれ詰めていくこととした。

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 第一に、IN KANAZAWA HOUSEにて学習の成果報告会を行うことについてである。「滋彦さんが言ったから、ではなくて、せっかくのこの機会でみんなは何を発表したいの?」と問うた。すると、体験のこと以外に、1)自分たちの総合のあしあと、2)空き家について、3)町家についてを発表したいということが意見が出てきた。途中、「そもそも誰呼ぶか、考えんなん」という意見もあったので、それは次の布石として取りあげた。その後、発表に向けてどんなことをしていくことが必要かについて確認した。プレゼンを何度も経験してきているので、学習計画は容易に立てることができた。

 第二に、専門家の方と一緒にクラウドファンディングに挑戦することについてである。前回の授業で土日に調べてきたいという振り返りが多々あったが、実際に調べた子の中で、A4用紙1枚にまとめてきた子がいた。簡潔にまとめられていたため、その全員分コピーしたうえで、その子に概要を説明させた。かなりイメージが具体化したようである。

 以下は、子どもの振り返りである。

  • 今日の授業で、どんなことをしていかなければいけないかが分かりました。あと、5週間しかないけど、自分ができることをしっかりしていきたいです。まずは、締め切りの近いクラウドファンディングの文章を考えたいです。
  • この発表の機会のことはすごく大きなチャンスだと思います。自分たちがしてきたことを発表して、空き家のことをもっと広くしってほしいです。