社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

【2月28日】総合的な学習の時間最終授業

 新型コロナウイルスによる休校要請を受け、本当に残念ながら総合の授業を終わらざるを得なくなってしまった。休校の決定を伝えたところ、一番最初の反応が「成果報告会は!?」であった。関わって下さった多くの方をお招きし、マスコミ関係者にも来ていただく中で、社会に向けて自分たちの学びを発信していくことを考えて、自分たちで考えて行動していただけに本当に残念でならない。

 落胆の気持ちは分かるけど、限られた状況で何ができるか考えようと提案したところ、お世話になった方にお礼をしようということになった。手紙やメールということもあったが、時間もないので、「ムービーでいいやん」という発言をもとに動画メッセージを撮影することした。

 ある児童が「ここで終わっちゃったけど、(考えた体験については)滋彦社長が思い受け継ぐはずやって」と言っていた。発言の目線は置いておくとして、それに同意する周囲の反応を見ながら、なんとも表現できないものが胸に込み上げてきた。

 1年間の総合の振り返りも十分にできなかったので、簡潔に「自分にとって総合的な学習の時間とは〜」と表現させた。書かれているものを見ると、途中で終わってはいるものの、彼らなりにプライドをもって取り組んできたことがよく分かる。ただ、あまりにもかわいそうなので、何か策がないか考えたい。ひとまずは、クラウドファンディングという飛び道具があるので、それをなんとか有効に活用していければなと思っている。

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