社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

オリエンテーション

 新たに入った3年生にとって、総合的な学習の時間は未経験である。具体的なイメージを持たせることは難しいが、今後の展開を考えた時に、少しでも「楽しそう!」というプラスの印象をもってもらいたかった。

 そこで、4年生に、去年の総合はどうだったかを語らせることとした。ここは迷ったが、好き、好きではないの二軸のどこに位置づくかをネームで示させることとした。真ん中より少し上かと思っていたが、上部に固まった。その理由を語らせる中で、総合の魅力が3年生に伝わればと考え、4年生に思いの丈を語らせた。

 こちらが伝えておきたい事柄もほぼ出ていたことに加え、3年生の振り返りには、「楽しみだ」や「早くしたい」などという記述が多く見られたことから、ねらいに対しては達成できていたように思う。ただ、総合のサイクルについては、一度確認しただけでは間違いなく落ちない。ここに関しては、実際にサイクルを回していく場面で、教師がしっかりと価値付けていきたい。

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