社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

コロナウイルスの影響の実際

 Google Classroomで各々がインタビューしてきた身の回りのことを共有する。移動教室で児童が不在の空き時間を利用し、児童が調べてきたことを黒板に位置付けておいた。f:id:koufuku54:20200712134702j:plain

 「気になるところはある?」と問い、そこの分からなかったことをもとに学習を展開していく。「器具や薬がなくなるってどういうこと?」という質問に対して、調べてきた子が説明するといった流れである。極力、入らないようにしながら授業を展開させていった。

 終末部に、コロナウイルスにかかった人と、スポーツ関係者は十分に聞けなかったけど、それ以外は確かに苦労していたんだね、と確認。なお、オリンピックの要素は出たが、金沢とオリンピックは関係ないからねとあえて一蹴しておいた。「いやいや、金沢も関係ある」、「え?そうなん?」とばらつきがあるところで終了。

 その日の夕方には、Google Classroomのコメント欄が、コロナウイルスにかかった人の生の声やオリンピック選手のインタビュー映像でいっぱいになる。総合にGoogle Classroomを導入して、3日の新しさからこのような行動になっているだけかもしれないが、頑張って調べてきた子にはしっかり価値付けを行っていきたい(なお、Google Classroom自体は1ヶ月ほど前から取り組んでいる)。