社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

大目標の達成と達成のための道筋

 今年度はスタートが約2ヶ月遅れたこともあり、先週やっと大目標の設定とその目標達成のための道順を共有することができた。

 特に学習計画を考える際には、こちらの想定をはるかに超えてきていた。昨年度の総合のことを引き合いに出し、発言する児童が多く、思わずこっちも舌を巻いた。

 「みんなは一生懸命考えているけど、市場の人にとってはいわゆる外野が勝手に言ってることだから、承諾は取らないといけないし、それが筋だ」ということを後半に伝えようと思っていたが、このことは4年児童から出てきた。まずは、市場で一生懸命はたらいている人に自分たちの思いを知ってほしいとのことである。

 子どもたちには、言ってはいないが、彼らの純粋な思いと市場で実際に働く人にギャップがあるかもしれない。この点は本当に未知数だし、最大限配慮が必要だと思う。この点が今年の授業で特に難しい点の一つである。

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大目標

これまで近江町市場にあまり行っていなかった地元客を呼び込む、そして盛り上げる

学習計画

  1. なぜ地元の人が近江町市場に来ていないかを明らかにする
  2. これまで近江町市場が地元客に来てもらうためにしてきたことを調べる
  3. イデアを考える
  4. 許可をもらう
  5. 実行する

ふり返り

  • 目標に向けてこれから頑張っていこうと思いました。個人でどんなことをすればいいかアイデアを出し、似ているメンバーで集まったり、相談しながら最後には近江町市場の振興組合やビジョン委員会の方にプレゼンしたいです。
  • 目標達成のための道が見えたので、一安心しました。次は、(社会の時にとったGoogleフォームでとった)保護者アンケートを確認して、地元客があまり来ない理由をはっきりさせたいです。