社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

ゲーム交流無事終了!

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東京オリンピック・パラリンピックを題材とした総合的な学習の時間に、金沢で事前合宿を行ったフランス・パラ水泳代表チームと合宿前から大会閉幕後の今も交流を続けている。 今回は、「コロナ禍でも絆を深めることができる国際交流」をテーマに、オンラインゲーム対戦を行おうと児童らが企画し、選手たちが快諾した。

東京五輪公式ビデオゲームを開発した株式会社セガがゲームソフトの提供とオンライ ン接続の技術的支援を行い、産学官が連携したオリパラアフター交流事業として、全国 で初めての取組になる。 内閣官房東京オリパラ推進本部に確認済み

(金沢市オリンピック関連事業推進室記者資料より引用)

 なんとか無事に開催することができた。予期せぬこともあったため、全てがスムーズに行われたわけでは決してないが、比較的柔軟に対応できたように思う。XさんとYさんをはじめとする市役所の職員の方には本当に頭が下がる。

 そして、何よりも子ども全員がゲーム上で仏パラ競泳選手と泳ぐことができたことが大きかった。終わったあと、笑いながら泣いていた子がいたが、その姿が強く印象に残っている。残り3週間で年間を通したこの総合の取り組みを彼らに価値づけさせて終わりを迎えたい。いつも感じることだが、この振り返りが本当に大事だと思う。今年はこのことをこれまで以上に強く感じる。彼らがどんなことを述べるのかが非常に楽しみだ。

 以下は、ゲーム交流を終えたあとの振り返りの一部である。

  • オンラインで選手の元気な姿が見れてよかったし、全員で総合の時間を使ってうまくいく方法を考え、無事みんなオンラインとゲームに参加できたのでよかったです。これまでたくさんの時間を使って、蔓延防止が延びたらどうするか、残りのSwitchをどうやってゲットしたり借りたりするのかを考えるのが苦労したけど、実現できてよかったと今思いました。
  • ゲーム交流を通してより仲が深まったと思います。実際会ったことはないけど、オンラインで繋がることができたし、オンラインだからできました。選手もコロナが収まったら会いたいと言ってくれたから嬉しいです。これからは、1年間の振り返りをしたらいいと思います。理由は、来年の取り組みにつながるかもしれないからです。来年には今年はできなかったことができるかもしれないし、もっと沢山の人と交流できるきっかけとなるからです。