社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

現状の確認

f:id:koufuku54:20220213073617j:plain

 ゲーム交流が近づいているなか、XさんとYさんは非常に大きな苦労のもと、様々な手続きを行ってくれている。この過程については、今年度の総合実践の総括の際のキーになってくることに加え、子どもたちからも端末確保どうしようかという迷いが日記や振り返りに多数書かれていたため(日が近づいて来ているからであろう)、ここでは互いの現状を報告することとした。

 子どもたち側から報告したのは、一斉型で開催することになった際の2台は確保できている(保護者承諾済み)こと、全員家庭型になった際の9台のうち、5台は知人から借りられそうであること(未承諾、後日保護者にアナウンス)、竹細工づくりが順調に進んでいること(後日別記事で取り上げる)ことの3点である。

 XさんとYさんからは、フランスに環境設定済みSwitch3台送付したこと、フランス側に送る時に膨大な書類を作成しなければならないこと、Switch9台の確保に善処していることという3点のご報告があった。

 この交流の中で、①友達に貸してもらって壊れた場合、保険で本当に直してもらえるのですか、②セガからゲームソフトは届いているのですか、③送る時にどんな書面を書いているのですか、などといった質問があり、Xさんに回答いただいた。①と②に関しては子どもの不安感から出た質問であったため、その回答により、ホッとした様子であった。特に、セガから届いたソフトが映し出された際には、大きな歓声があがった。そのあと、9台はかき集めてくるしかない、という結論にいたり、あらためて近所の友達や親戚などで貸してくれる人を探してみようということになった。

 また、たった3台のSwitchを送付するために必要な書類を目の当たりにし、自分たちの取り組みの裏側で大人たちが支えてくれているということをつかんだようである。このことは、多くの子どもが振り返りに書いていた。

 他にも、セガにもお礼を言わないといけない、どんな風に運営していくか話し合わないといけない、選手の方が先にゲームにふれられるからこっちもなんとか練習しないと負けてしまうからどうしようなど次につながることが多数出て来ていた。

  • XさんとYさんとZoomでつながり、現在の状況を話しました。XさんとYさんが苦労していることが分かりました。ゲーム交流にむけ、大変なことをやってくれているので、感謝したいです。