社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

開催形式の決定

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 ゲーム交流を行うに際し、考えられる3つのパターンのうち、感染状況および運営の効率性をもとにXさんとYさんと相談した結果、ハイブリッド型で開催することとした(以前のフローと若干異なるが)。前回の授業から、XさんとYさんの苦労を伝えたところ、Switch確保に向けて、子どもたちとその保護者の方が動き始めてくれたた。数台確保でき、万が一、全員自宅型に切り替わったとしても、機材的には問題がない状況にまで至っている。

 交流が次週であるため、具体的なイメージをもたせたかったので、授業冒頭部にハイブリッド型に確定したこと、当日の配信の詳細を伝えた。このあたりは、子どもに考えさせることをさせるのではなく、スムーズな運営と一体感を味わうことができるような環境を大人で決定した。ただ、このままでは、ゲーム交流そのものが「準備されたもの」となってしまう。もちろん、ここに至るまで子どもたちの頑張りはあるが、見える当日の形の中にも、子どもが考えた要素を位置づけたかった。

 そこで、このゲーム交流の目的を再度確認し、フランス人選手たちに何を感じてほしいかと問うた。ここでは、「交流してよかった」「(ゲーム交流だけではなく)もっと交流したい」と感じてほしいという意見が出てきた。そして、「自分と一緒」というつぶやきがあったので、拾ったところ、自分たちもそんな気持ちになれればいいという結論に至った。それを受け、「単にゲームして終わり!にならないため、どんなことをするとよいか?」と問うた。ここで授業は終了。現時点では、実況をする、盛り上げるためにお面をかぶる、フランスのものを身につけるなどのアイデアが出ている。