社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

選手とのオンライン交流

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 オミクロン株の猛威でフランスパラ競泳選手の合宿は中止になったと思っていた。だが、現地コーディネーターと急に連絡がとれ、予定通り開催しているという情報が入ったため、急遽オンライン交流をすることとした。19時45分スタートという遅い時間からのスタートではあったものの、保護者の方の協力があり、多くの児童が参加した。これまで夏に1回交流をして以来、リアルタイムの交流はなかったため、フランスサイドの反応が十分につかめていなかった。今回の交流を通して、こちらの想像以上に選手たちが感謝してくれていたことと、自分たちのことを大切に思ってくれていることがわかった。

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 翌日、交流を通して感じたことを共有したところ、【選手の顔を見ることができたことの喜び】、【次回の交流にむけたフランス語の特訓の必要性】、【ゲーム交流への期待】、【選手理解の促進】、【支えてくれている方への感謝】が出てきた。ちなみに、ゲーム交流に関しては、株式会社セガより提供可能という連絡が来たことも子どもたちに伝えた。喜びの声とともに、Switch本体はどうしよう?ということが問題としてあがった。このあたりはあらためて考えていきたい。

(※後日児童の感想を追記)

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 今回は仕方がないが、やはり今年の実践は相手からのレスポンスにかかる時間に大きな課題がある。今回の交流後の感想の中に、障害そのものや異なる文化に関する疑問が多く見られた。仮にこの交流がもっと前に位置づけられていたら、異なる展開になっていたであろう。(決して後悔をしているわけではないが…)この点については、次年度以降の実践の課題としたい。