社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

【1月21日構想】専門家の方をお招きした授業展開

どうも更新がおくれがちになってしまってしまう。

専門家のみなさんを教室にお招きし、それぞれの体験の具体について考えていく。

(すでに実践は終了しているが、その際の授業構想について述べる。)

加賀繡チーム

冬休みの期間に専門家高田さんが児童のアイデアに基づき、どんな作品を作るかということを考えてくださった。第2回プレゼンでは児童のアイデアから削除されていたものの、加賀繍をシールで貼るというアイデアをやはり取り入れたいということで、背守りを作ることを現時点では考えている。背守りを作ってはどうかということについては、児童にメールが送られており、すでに児童もそのことは了承済みである。本時では、背守りのサンプルを見て、どんなデザインにするのかということを考えていく展開となる。

染物チーム

冬休みに梅染が何かということを自主的に調べてきている児童がいたものの、この情報の共有はなされていない。深村さんが、シルクスクリーンチームと話している際に、この児童から梅染がどのようなものなのかということを伝えることとなる。その後、深村さんとともにデザインについて考えていく。なお、梅染の梅は滋彦社長がすでに確保してくださっている。本時では、深村さんが梅染の一部を体験させたいということでそのプロセスを体験することとなる。

金沢唐紙チーム

冬休み中に5人の児童は具体的な柄について考えてきている。本時ではその柄の構想をもとに永嶋さんと実際に作るものの柄について考えていく。また、このグループは第二回プレゼンの際で、すでに作成するものが確定したこともあり、順調に進んでいくことが想定される。そこで、早く終わった際には、クラウドファンディングに挑戦していくことを滋彦社長から伝達してもらい、そのために何が必要かを考えさせ、次のステップへと進ませる。

シルクスクリーンチーム

冬休みに一人の児童が、深村さんの工芸教室に参加しており、シルクスクリーンを活用したぬいぐるみの存在を知った。独自性が高いこともあり、このぬいぐるみを作っていくことが滋彦社長との話し合いで決まっているものの、児童はまだこのことにふれていない。このグループでは、深村さんとともに、ぬいぐるみのデザインについて考えていくこととなる。なお、深村さんの希望により、焼き付けという一部の工程を体験させることとなっている。

和菓子チーム

前回のプレゼンでオリジナル性が弱いという指摘があった。それゆえ、デザインの部分にもう一度立ち返り、検討する必要がある。本時では、和菓子にどんなデザインを施すかということについて、検討していくこととなる。