社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

【9月5日】おくりいえプロジェクト

夜の図書館べーるの館長佐々木さんの話に出てきたあとりいえのやまださんに来ていただいた。今回は、以下のような流れで授業を展開していった。

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子どもたちには、町家のよさを感じ、「おくりいえプロジェクト」に取り組むやまださんの思いに気づいてほしいと考えていたため、やまださんがおくりいえプロジェクトに取り組む理由について考え、思いを答えてもらうこととした。

空き家問題に向けて自分たちもやっていこうという思いが非常に強まった時間であったように思う。また、やまださんの話に登場していた株式会社こはくの山田社長にも会いたいという意識も高まってきた。今後の展開が授業者として非常に楽しみである。

(以下は子どものふり返り)

  • やまださんには強い強い思いがあることが分かった。町家を残してつなげたいという思いがあって、それはこちらも同じだから、自分たちの取り組みのパートーナーにやまださんがなってくれないかなと思った。また、「お金かせぎ」ではなくしていることがすごいと思った。ぼくもお金のためではなく、何かの思いでできるようになりたいと思った。町家がゼロになったら悲しいし、何か物足りないように感じるから残していくことが必要だということがあらためて分かった。
  • やまださんは「次につなげる可能性を高めたい」、「町家が減っていくのはだめだ」というアツい思いがあることがわかりました。そして、(自分たちの取り組みに)山田さんが協力してくれると聞いたし、他にも協力してくれそうな人がいることが分かったのでうれしかったです。その山田滋彦さんという方に会うのもとても楽しみです。今日の授業はとてもいい交流だったし、これからも頑張りたいです。