社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

【10月2日】アイデアを考えるための町家見学【10月3日】情報の整理

 町家でどんな活用ができるかを考えるため、実際に見学に行った。子どもたちは目の前で見る実際の町家の様子に、多くの気づきを得ていた。また、山田社長のご配慮と、趣旨にご賛同してくださった家主の方をはじめ、町家事業に関わってくださっている多くの方が同席してくださり、子どもたちの質問に答えてくださった。学校に戻り、見学してきて分かったことをノートにまとめさせたが、どの子も本当に真剣に取り組んでいた。ただ、この情報をしっかり整理していくことが大事であるので、ここはいつも以上に児童のノートをじっくり見ておいた。なお、個人宅であることを考慮して、写真の掲載は見送ることとする。
 翌日の授業では、アイデアをいきなり考えるのではなく、見てきたことの共通確認を行った。アイデアを考える際には、必ず見てきたことを参考に理由とともに考えることが必要である。そのために、見たものの中で、「いいな」と思ったものを確認することとした。ここでは、「構造」と「物」という観点で分類を行った。この整理したことをもとに、アイデアを練っていくのだが、ここから先は教科横断的に授業を設計し、国語科でもこの題材を取り上げていくこととする。

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