社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

【10月10日】各グループごとの課題をもつ

 子どもが考えた12の体験アイデアの中から、7つにしぼった。山田滋彦社長と相談の上、無形のサービスとなる「方言」、「クイズ・スタンプラリー」及び、差別化が難しい「茶道」、そのものの活用が難しい「庭をつかった体験」をアイデアから除いた。子どもの希望調査をもとにグループ分けをし、グループごとに学習を展開させていくこととした。また、その際に、プレゼンには「具体的に何をするか」、「それをするとどうなるか」が必要であり、それに必要な情報を収集していかなければならないということを伝えた。それからは、各グループで課題を見つけ、課題解決に向け、各自で進めていた。正直、全グループでこのような課題が1時間目から出るとは思っていなかった。内容もこちらが舌をまくものも複数ある。課題を独自で見出していた2つのグループを全体で紹介したことがよかったのであろう。

 また、板書はざっくりとした思いつきで書いてしまった。次回には各グループが何に取り組んでいるのか、新着状況はどうなのかを何らかの形で把握できるように板書に位置付けることとする。

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 また、授業後に話を聞いたところ、家で調べてきたいという子どもが多数いた。その意欲を持続させるためにも、週2の授業だけではなく朝自習に総合に関する時間を設けるなど工夫が必要である。