社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

【2月7日】テレビ会議

 今後のスケジュールをつかむため、滋彦社長とテレビ会議を行った。滋彦社長から、子どもたちに、1)IN KANAZAWA HOUSEにて学習の成果報告会を行うこと、2)専門家の方と一緒にクラウドファンディングに挑戦することに関する打診があった。まず、発表については、「ぜひやりたい!」という反応があった。「空き家のことも発表できる!」とか「町家のことも知ってもらえるやん!」というつぶやきから、体験以外についても発信していきたいという子が現時点でもいるということが分かった。いつか空き家に戻してあげないといけないと考えていたため、この点については非常によかったと思う。また、クラウドファンディングについては、「壮大なこと」ということは伝わったようだが、当然のことながら、具体的なイメージが持てていないようである。いずれにせよ、3月の実践終了に向け、子どもの意欲をこれまで以上に高めることができた時間だったと思う。

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 以下は、子どもの振り返りである。

  • 次の授業では、一度今日のことを整理したいです。また、クラウドファンディングについて、今はまだ詳しく知らないから、そのことをもっと詳しく知りたいです。
  • 滋彦社長のおかげで自分たちの取り組みを伝えることができて、もともとこの取り組みを伝えるということが私たちの目標だったので、よかったなと思いました。しかし、クラウドファンディングについては詳しく分かりません。だから、今週末に調べてこようと思います。残り1ヶ月と少しの間、ONE TEAMで頑張っていこうと思います。 

 24人中、8人の振り返りに「土日にクラウドファンディングについて調べたい」という記述があった。かなり大きな印象が残ったようである。次時は、本時のことを一度整理するとともに、彼らが調べてきたことをもとにしながらクラウドファンディングについてもどんなものなのかを確認することとする。同時に、何を発表するのか、誰を呼ぶのかということについても取り上げたい。