社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

【12月11日】プレゼンの構成を考える

 プレゼンの構成(骨組みのみ)を考える時間とした。子どもたちにとって膨大な情報(自分たちが体験してみたこと、調べたこと、専門家の方から聞いたことなど)から、一度離れて考えることで、あらためて情報の整理が促されると考えたためである。

 授業導入部で、「どんな構成にするの?」と問うたところ、「それはまだ決まっていない。」という反応が大多数だったため、「構成をつかむことが今日の学習のゴールなんだね。」と確認をした。また、つぶやきの中で、かなり具体的なことを述べていたので、【作るものの説明】、【チーム紹介】など「骨組みで考える」ということを大切にするよう指示し、各グループで考えさせた。

 ふたを開けてみると、構成を考える際のプロセスがチームごとに異なっており、これまでの学びの定着を感じられる1時間であった。具体的には、ふせんを使って、個人で入れるべき要素をそれぞれが書いているグループと、いきなりホワイトボードで共有しているグループがあった。

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 考えられた構成の具体は以下である。その後、完成したグループで構成を説明させ、整理したものを黒板に位置付けた。構成で悩むグループの参考にさせるという意味も含めている。終了後、どのグループも次のビジョンを明確にもてていたように思う。授業者として手応えを感じた1時間であった。

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