社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

【2月14日】クラウドファンディングサイトの文章を考える

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 クラウドファンディングの本格実施に向け、準備が進んでいる。サイトの文章の大半は滋彦社長が担当して下さっているのだが、一部を子どもが担当することになった。本時は、その文章を考えることとした。

 よく分からない人にお金をあげることがないのと一緒で、どんなプロジェクトか分からなければ、応援はされないということを確認した。何が必要かを問うと、納得する説明と心が動く説明がいると返ってきた。では、どうする?と、問うたところ、「本物を参考にしよう」ということになった。本来時間があれば、各自の端末で検索させるところであるが、あまりにも締め切りが近かったため、今回は抜粋したものを準備してそこからどんなことを書けばいいかをつかませることとした。子どもにとって馴染みの深い見開き水平ノートのプロジェクトを今回は取り上げた。

www.makuake.com

 「私には、夢があります。」や「〜してほしいのです。」といった部分から、【やりたい気持ち】、【強い思い】、【願い】が書かれている。ということを確認し、その後、熱さが見ている人に伝わる文章を書こうということになった。

 かなりタイトな時間の中で、それぞれが文章化に取り組んでいた。また、必要に応じてグループメンバーで集まっているチームもあり、フットワークの軽さを強く感じられた。以下は、文章化した例の一部分である。

  • 加賀繍とは、加賀糸でぬってある糸をきれいにかざる伝統工芸です。その加賀繍で背守りカードを作ろうとしています。背守りとは・・・(途中略)私には、加賀繍と町家のことをみんなに知ってもらうという夢があります。昔のことを世界中の方々に知ってもらい、町家のこと、加賀繍のことを気にかけてもらいたいです。今、世界中では、ブームなどで今の物にしか興味がなく、昔の物がなくなりかけているからです。このことを通して、昔の物も楽しんでほしいです。