社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

2021年総合的な学習の時間概要

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2021年総合的な学習の時間探究サイクル

 2021年はオリパラを題材としている。2020年にフランスパラ競泳選手と交流していた経緯があるので、そこから学習(以下のお礼ムービー)を展開した。

www.youtube.com

 子どもたちにとって、オリンピック・パラリンピックは耳にしたことはあるものの、決して身近なものではない。それゆえ、第一サイクルでオリンピック・パラリンピックそのものを取り上げた。知らないことをあげさせる中で、歴史、目的、参加国、協議などを調べてきた。

 東京2020では、ホストタウン(※)の推進が求められているが、コロナ禍につき、金沢を合宿地とする選手たちは、練習会場・ホテル・空港の3ヶ所のバブルの中でしか行動できないので、十分な文化体験ができない。そこで、この事実を児童に提示したところ、ホテルの中でもできる文化紹介体験ムービーを作成することとなった。ここまでが1学期の取り組みである。

 

 夏休み終了後、どのような学習をしていきたいかを話し合った結果、やはり動画の反応を聞きたいというところに大きな興味をもっていた。夏休み期間中、選手とZoomで交流していた経緯もあり、これは当然のことかもしれない。次週あたりに職員をお招きし、反応を聞くことになっているので、そのあたりが大きく総合が加速していくであろう。

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※ホストタウン 

 2020年東京オリンピックパラリンピック競技大会開催に向け、スポーツ立国、グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図る地方公共団体を「ホストタウン」として全国各地に広げていきます。
 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/hosttown_suisin/index.html