目の前に現れる課題
自分たちが今どんなことをしたいかということを書いた手紙をオリンピック関連事業推進室のXさんとYさんに送った。その返事が次週となり、そこからストーリーが大きく展開していく。それゆえ、今週は1コマのみとした。この題材を、国語・総合・図工と取り上げるので、何のことをどの授業でしているかということが混在してしまいそうである。それゆえ、現時点での状況が、視覚で分かるような仕組みを教室掲示の中に位置付けたい。
また、一番興味をもっていたオンラインで一緒に何かするということについて掘り下げていった結果、マリオ&ソニック東京2020をしたいとのことである。まぁ、そうなるかと思いながら、「ただそのゲームしたいっていうのは理由としてどうなのか?」と突っ込んだ。すると、彼らは理由づけをしてくるわけだが、確かによく筋が通っている。「一緒のプールで泳ぐことはできないけど、ゲームの中では一緒に泳ぐことができる」や「オリンピック選手やパラリンピック選手と同じ種目で戦えるのは、本当の世界だとできないけど、ゲームでならできる。本当の世界ではあじわえない感動もある」とのことである。
さらに、本気でそれを実行するにあたり、解決しないといけない目の前に現れる課題もしっかり考えている。まだ、十分に土台は確立されていないが、その路線で進んでいこうとする子どもたちの様子があるので、こちらもそこのあたりの算段をたてていくこととする。