社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

今後の展開の見通しをもつ

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 前時で拡散的にアイデアは出たものの、全てを実行することはできない。さらに、コロナ禍であることを考慮していないため、その点においても検討する必要が出てくる。いわゆる拡散段階から収束していく過程において、大切にしていかなければならないのは視点である。国際交流を行ううえで、この視点はある程度決まってくるが、その視点を授業者側から示すのは面白くない。もちろん、授業者側からある程度提示は必要であるが、今はその段階ではないと考えた。そこで、本時では、単純に「このあとどうする?」と問うた。すると、自分たちでできること、協力が必要なこと、コロナ禍でできることを整理する必要があるという結論に至った。(今後、さらに絞りをかけていく…)

 3つの視点に基づき、できることを確認していく中で、ひとまず【フランスの文化を知ること】は自分たちでできるということになり、それ以外の【一緒に何かする】、【選手について知る】、【日本の文化を知ってもらう】の3つについては協力が必要だから、オリンピック関連事業推進室のXさんとYさんに報告をしようということになった。

 また、【一緒に何かする】ことについては、コロナ禍につき、会うことはできいないということは何があってもできないことを示した。今回の授業で一番活性化したのはこのあたりである。やはり、どうしても遊びたいようである。何ならできるかについてアイデアを出し合う中で、出てきたものは全てオンラインのものであり、やはりオンラインに可能性があることを確認した。中でも面白かったのは、選手とオンラインでゲームをするというアイデアである。e-sportsもありだとは思っていたが、オリンピック公式ゲームがあるとは全く知らなかった。実現するしない抜きに、こういう段階では、全てのアイデアを許容していきたいものである。

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