社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

【10月23日】プレゼンの修正を行う

 前回取り上げた記事から取り上げてない授業があったが、構成をもとに補足説明を考え(1時間)、資料を作成し(1時間)、リハーサル(1時間)を行った。

 24日のプレゼン本番に向けて、それぞれが細部にこだわり何度も練習を繰り返している。前日に何をしたいかを問うたところ、互いに見合ってアドバイスがほしいという声が多数あった。自分たちの活用アイデアを採用してほしいという気持ちが高いからこのような反応があるのだろう。事前に滋彦社長に示していただいた選定のポイントを再度確認し、ちょっとでも分からなかった部分にツッコミを入れるよう指示した。

 具体的にどのような質の高まりがあったかについて一事例取り上げる。伝統作品づくりチームは、提案理由を当初7つあげていた。担任として、いくつかに絞ることでよりインパクトがあると助言し、4つに絞っていた。だが、他のグループにプレゼン見てもらった結果、「理由が4つもあるから、もっと絞ったほうがいいと思う。」という指摘を受けた。その後の指摘をもとにした話し合いでは、「十分に削ったから4つでもいいのではないか。」という意見と「より目立たせるために少しでも削る方がいい。」という意見で対立した。話し合いの結果、「外国人にも知ってもらえるという理由は、他のグループにもあるから(スライドからは)削ってもよい」ということとなった。写真の左が修正前で、右が修正後のものである。

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 これは一例であるが、他にも「スライドと言葉にズレがある。」や「〇〇さんの部分の説明が前とつながっていない気がする。」などの指摘があった。ただ、この部分については、リアルタイムでどんな指摘が行われているか十分に把握仕切れなかった。それゆえ、どのような指摘があったかについて、すぐに把握のための一工夫があってもよかったかもしれない。