社会とつながるリアルな学びの実現に向けて

本ブログの趣旨は以下の2点である。(1)社会とつながるリアルな学びを実現する授業の構想と整理の場の確立(2)社会とのつながりの構築

Google Classroom活用状況

  前回同様、授業の内容をGoogle Classroomにアップした。

koufuku54.hatenablog.com

  コロナウイルスにかかった人と、スポーツ関係者は十分に聞けなかったということを確認して終了したため、そのもやもやから、多くの子が、自分で調べ、リンクを貼っていた。223件のコメントがあるが、これは明らかに捌き切れない量である。実際に、自分も全てに目を通せない。今後にも関わる大きな課題であるため、活用のルールをクラスで考える必要があると考えた。

f:id:koufuku54:20200719200635j:plain

 休校期間中のGoogle Meetの活用の時もそうであったが、一方的にルールを与えても定着はしないと思い、問題があるごとにそのことを取り上げ、クラスで考えている(発言者以外はミュートにする、というのも子どもたちが作り上げたルール)。実際に、毎日書いている日記にも2名が「みんなやる気になっているけど、読みきれない」や「全部読もうとすると時間がかかる」という記述があった。

 そこで、朝の会にアンケート調査を行い、その場で結果を提示した。(ついでに持ち帰り用端末に関する他の項目も取ったがここでは省略)

f:id:koufuku54:20200719202307p:plain
 結果を示したところ、「見ない気持ちもわかる」という子が多々いたため、その子たちに思っていることを話させた。「次から次に更新されていくので、途中で関係あると思っていても見たくなくなる」や「わざわざ見に行くと、すごく長いことが多い」といった声が聞かれた。「やる気になってみんなやってるけど、もったいないね。どうすれば解決策を考えないといけないね。」と伝え、終了。ここで解決策を模索しても空中戦になると判断したためである。

 この内容の続きは次の授業の記事で触れる。